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2024年10月30日 水曜日
めまいについて
ぐるぐる回るようなめまいは症状がはっきりしているので検査でも平衡感覚を司る内耳に異常が認められ原因が特定されやすいですが、ふあふあとした漫然としためまいがほぼ毎日、3か月以上続く慢性の症状は、以前は原因不明とされていました。立ったり座ったり、複雑な模様やスーパーの陳列棚、スマホのスクロール画面を見たりすると悪化したりと、問診で原因不明と言われると不安になりますし、ふあふあとかぐるぐるとかオノマトペで表現するしかなく。そして、専門家が様々な実験から導き出した原因仮説は、内耳による感覚、視覚、足の筋肉の緊張などで傾きを感じる体性感覚の3つで体のバランスを保ちますが、様々な刺激で、脳が過剰反応をしてめまいが起きている可能性を示唆しました。持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)と診断されます。治療法として、新規抗うつ薬による薬物療法やPPPDで倒れてしまうことはほとんどないということを伝え、不安を解消する認知行動療法で7割の患者さんに効果があるそうです。ここでも、調べてみると、人に寄り添う医療が垣間見れました
投稿者 岡崎整骨院