空手部監督ブログ
2019年5月31日 金曜日
脳幹スポーツ
ハイラインといって、高所での綱渡りをするスポーツがあります。スラックラインというロープをはり飛んだり、跳ねたりするスポーツはしていましたが、ハイラインとは、命の危険性を伴う不安定な状況の中で究極のバランス能力を必要とします。そのとき働くのが脳幹です。生と死の境目を進む時は、理屈や論理などの知力や、筋力や持久力などの体力ではなく、生命を維持しようとする絶対的なバランスが必要です。脳幹は、感覚神経、運動神経の通路なのです。なので、選手はそれに立ち向かう時は「いってきま~す」というノリでいいそうです。東京オリンピックの新種目、空手道、スポーツクライミングも脳幹スポーツになります。自分、両方やります。脳幹が鍛えられるそうです。また、脳幹を活性化させる事でこれまで休憩していた神経や筋肉も刺激されて元気になるそうです。前十字靭帯再建後のリハビリで行き詰まっていた選手が、補助されながらもスラックラインに挑戦し劇的に改善したのは、脳幹が刺激されたからそうです。グラグラしながらも、チャレンジし続けると脳は新しい環境に順応しようと激しく働いているそうです。余談ですが、愛読書、漫画「バカボンド」宮本武蔵の話ですが、極めようとすると、そういう事なのかなとも思います。新入部員にも伝えようと思いますが、空手道の捉え方は個々人の課題です
スポーツ障害、スポーツ医療の整骨院、鎌ヶ谷市の岡崎整骨院からでした
投稿者 岡崎整骨院