ブログ
2024年7月31日 水曜日
オリンピック開幕
パリオリンピックの幕が開きました。勝者と敗者が存在し、全ての結果に意味があるのなら。人生の全てに意味があるのなら。否、後から、意味付けをするタスク処理が必要なんだろうと感じます。柔道の阿部詩選手の一件、その経験をどの様に捉えるかが、人格陶冶、人格完成のプロセスの礎だと信じて止みません。今、自分は、選手に寄り添うコーチ、スタッフの方に目が自然と行きます。東京オリンピックでは、東京都柔道整復師会がチームを組んで選手をケアされてて、、、。今回も、多くの先生方がトレーナーとして帯同されている事でしょう。プロの職人としての矜持、本懐を果たされん事を。頑張れ!日本!
2024年7月28日 日曜日
コンパートメント症候群2
日テレ「世界仰天ニュース」で写真提供を依頼されて、今度は関テレの「特ダネ」という番組から。どちらも、海水浴でアカエイに刺されて、下腿部が腫れてコンパートメント症候群を発症というネタ。当時の当院の写真は、自転車で転倒し著名な腫脹と発赤を呈していたので、同症状の疑いを。腫脹した部分の内圧が上がり、虚血性障害を起こして、神経障害や拘縮の後遺障害を残すので、鑑別診断は重要です。10年以上も前のブログの写真が検索されるんです。今度はクレジット、「写真提供 岡崎整骨院」が小さく載るようです
2024年7月24日 水曜日
共同意思決定
進歩した画像検査、血液検査で身体状況が詳しく分かるようになり、診察時間の大半は検査結果の説明に費やされる現状に加えて、異常なしでも、疼痛を訴える患者さんに対しての取り組み。先日、NHKの「プロフェッショナル」で千葉大学病院の総合診療科が特集されていました。3名の医師が病状をカンファレンス。過小評価、過大評価を留意しながら診断を進めていく様子は勉強になりました。共同意思決定(SDM)に至る経緯に患者報告アウトカムを取り入れる、そんな試みが広がっているんだろうと思います。問診表の開発、症状、日常生活、治療の不安、満足度に関する質問に対し1~10の数値で答える方式、仕事や趣味、生きがいなど何を重視しているかや、病気に対する不安を点数化する事で、病状に対する認識を明らかにして、治療方針を話し合う。スコアが低い患者は、その後の病状が悪い事が既に検証されています。患者さんに寄り添うということは、何も博愛主義をアピールしてるのではなく、治療のテクニックの一つ、そういうことなんだろうと思います
2024年7月19日 金曜日
COPDについて
慢性閉塞性肺疾患のことです。肺の生活習慣病で長年の喫煙が主な原因。「息切れ」「咳」「痰が絡む」など、体重も減ります。肺機能は25歳がピークでその後緩やかに低下します。高齢喫煙者の約半数がCOPDに罹患します。しかし、治療を受けている方はその5%にも達していません。かく言う自分、ヘビースモーカーで「手持ち無沙汰」「口寂しい」といった理由。認知行動療法でコントロールできるようなのですが、10年前の離婚を経験して煙草の本数は大幅に増えました。そして世の中の喫煙率は大幅に減少しましたが、喫煙実態は30年後に反映されるそうです。「肺がん」「ぜんそく」「心血管疾患」「糖尿病」「骨粗しょう症」「歯周病」「妊娠中のリスク」などの合併症の注意喚起は煙草のパッケージに必ず記載されています。自分は禁煙と向き合う日は来るのか。「それは、あなた次第です」との天の声、、、
2024年7月16日 火曜日
ゴルフ道10
昨日は海の日、祝日。2か月ぶりの休診です。どの様に過ごそうと思った時には、朝6時からゴルフ練習場、白井のフォレストの日の出営業、1球6円で100球打ちます。朝も早よから混んでおります。自分のYouTubeはゴルフチャンネルばかりが出てきます(汗)ゴルフコーチング理論は幾千あまた、あーでもないこーでもないやっております。そして、朝9時には、逆井の健美の湯で筋トレとサウナへ向かうコース。整うがテーマです。整骨院だけに、、、
2024年7月12日 金曜日
腸活について2
脳と腸が双方向に影響を及ぼし合っていること、これを「脳腸相関」といいます。腸には独自の神経ネットワークがあり、そこで感知した情報も脳に伝達される仕組み、「第二の脳」と言われる所以です。この夏、暑さによってストレスを感じたり、多量の発汗で腸に通う血流が減ると腸の働きは弱まり、自律神経は乱れ、だるさを感じます。夏バテは脳腸相関の異常とも言えます。体内時計のリセットが夏バテ対策。起床時に光を浴びて、朝食を取る。トイレタイム、睡眠の質、入浴の習慣、、、腸に良い習慣、養生訓をもって、この夏、乗り切らないと、乗り切らねばです
2024年7月8日 月曜日
腸活について
腸内環境を整える事は、心身の健康維持に重要な役割を果たしています。腸には体内の70%の免疫細胞が集中していたり、セロトニンの分泌や合成にも関わっていたり、健康の土台ともいえるでしょう。そして、腸内細菌が腸壁にびっしりと、種類別に分布している様子が、お花畑のように見えることから「腸内フローラ」と呼ばれます。食物繊維やオリゴ糖が腸内細菌によって分解される際に生み出される「短鎖脂肪酸」を増やす事がカギとなります。食生活では発酵性食物繊維を多く含む食材。もち麦、玄米、小麦全粒粉、きな粉、豆乳、ごぼう、玉ねぎ、ブロッコリー、ニンニク、キウイ、アボガド、なめこ、エノキ、昆布、わかめ、、こんなところでしょう。「具だくさん味噌汁」で取られる事が推奨されたり。さて、危険な暑さがつ
2024年7月4日 木曜日
心臓疾患の予防
5つの危険因子、①喫煙②糖尿病③高血圧④コレステロール⑤家族歴。血管が詰まって起きるメカニズムがはっきりしているので予防が可能となります。有酸素運動の効果は広く知れ渡り、推奨されましたね。ウォーキングは歩数ではなく、時間を意識されるといいでしょう。歩く力をつける為、スクワットも推奨されています。そして、夏場のリスク、高温・多湿は心拍数を上昇、また、冬場だけでなく、エアコンの使用で、ヒートショックのリスクも高まります。10℃以上の温度差は、息切れ、動悸、しびれ、吐き気、めまいといった症状を。もうすでに、熱い夏が到来してますね。。乗り切らねば、、、