体・健康豆知識
2018年1月22日 月曜日
最新の筋肉痛のメカニズム
一般に、乳酸というのは、筋肉に溜まると疲れる、痛くなると教科書に書かれていました。これは、間違いです。酸素を使って効率的にエネルギーを作るシステムがあります。そこで、乳酸が活用されます。また、乳酸がないと、持久力が出ない、筋肉の収縮する性能がアップしないとの実験結果さえあります。結論から言うと乳酸は人間にとって極めて必要なエネルギー物質であり、疲労物質で筋肉内に乳酸が溜まると筋肉の収縮力は低下するという考え方は現在否定されています。筋膜に分布している神経に刺激が加わると、筋肉が痛むという仕組みになっており、運動に関する筋肉痛は、ランニング中などに起こる急性筋肉痛、ランニング後しばらくしてから起こる、遅発性筋肉痛、筋繊維が断裂する肉離れに分けられます。炎症による発痛物質の増加、血行不良、酸素低下などにより痛覚の感受性が増大します。筋肉痛のメカニズムは、筋繊維に微細な傷がついて、損傷部分を修復しようと白血球が集まり炎症を起こして、発痛物質が生産され、痛みを感じます。筋肉を酷使すると、筋肉が硬く(緊張)なり血管を圧迫、酸素が不足して、血管内に疲労物質が蓄積し、神経を刺激して痛みを感じます。まとめますと、血行不良が痛みを増加させます。ストレッチの効果は、筋肉の緊張を解除して、血管の圧迫を取り、血行改善を図るものです。また、炎症があらゆる怪我を治します。炎症はすべて悪いものではなく、治すために必要なものです。なので、トレーニング後は温熱効果で血行促進させて、炎症を進ませて修復を早めます。トレーニング後のアイシングに意味がなくなっています。アイシングは骨折、脱臼、打撲、捻挫の急性期という事になりますね。スポーツ愛好家の方々に捧げます
スポーツ障害の接骨院,鎌ヶ谷市の岡崎整骨院でした
2018年1月19日 金曜日
筋トレの筋肉痛について
超回復の原理、ご存知ですか。筋肉は筋トレによって筋繊維が微細に損傷し、それが、修復する過程において、以前よりも、筋肉が強く、太く回復する事をいいます。その炎症が筋肉痛です。超回復は48時間から72時間といわれ、筋肉痛がある場合はレストした方がいいようです。なので、ハードトレーニングをする場合には、上肢、下肢の二つのメニューを交互に行うと効率がいいでしょう。トレーニング後のアイシングは超回復を早めると言われて、スポーツ選手は氷風呂に入ったりしてましたが、現在は最初から、温熱効果があり、温めることに。真逆ですね。これは、また後日、ブログを投稿します。さて、自分、ダイエットプログラムにて、パーソナルトレーナーをうたってる以上、今年に入り、少し仕上げときました。筋肉のキレの甘さがあり、やろうと思えば、もう少しキレッキレにできますが、そこは、ボチボチと、適当にで学生時代から体重の増減が少ないのは、これが証明しているところでしょう
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