体・健康豆知識
2024年2月28日 水曜日
呼吸筋について
呼吸で肺が動くとき、肋骨と呼吸筋が連動します。呼吸筋は吐くときの「呼気筋」、吸うときの「吸気筋」に分けられ20種類以上ありますが、最も重要なのが、肺の下部にある横隔膜(吸気筋)。安静時の呼吸の80%を担っています。そこで、呼吸筋トレーニングをご紹介。口すぼめ呼吸、鼻から吸って、口をすぼめて長く強く吐く。遠くにかざした手のひらに息が感じるように。ロングブレス、ストロングブレスです。又、仰向けで息を吐くときにお腹凹ます。鼻から吸うときに、お腹をできるだけ大きく膨らます。その時に重り(1㎏~3㎏)を上下に持ち上げる、横隔膜呼吸。ドローインです。ブログのカテゴリー、筋トレ@メニューでもご紹介してます。深呼吸はセロトニンの分泌を促し、ストレス社会を生きる私たちのマストかもしれません。最後に、喫煙は肺胞を破壊し、壊された肺胞は元に戻りません。エアコンのフィルターが掃除されない状況、肺気腫(COPD)の危険性を高めるのですが、かく言う自分、ヘビースモーカー、医師の方とお話しする中で喫煙者も多い印象。しかし、今はどうでしょう。日本の喫煙率は26%、、、、昭和が遠くにかすんで、、六実,高柳が最寄り駅、鎌ケ谷市の岡崎整骨院からでした
2024年2月24日 土曜日
養生訓
今から300年前の江戸時代中期、時は元禄時代、産業が発展し、文化は成熟。都市部の生活は華やかで、油が手に入るようになり、あんどんを使用し、夜遅くまで起きる習慣がついたのもこの頃だそうです。また、武家社会での規則、締め付けが厳しく、ストレスも多かったとか。そんな時代背景の中、医学者 貝原益軒の「養生訓」がベストセラーに。何のために健康になるのかという哲学をベースに健康寿命も説かれています。また、腹八分目で有名な「養生訓」。書かれている健康レシピは今も昔も変わらないようです。その頃の平均寿命は50才。30年も伸びた現代においても。歴史は韻を踏む。興味深とです。彼は福岡藩士、83才で亡くなるまで健康で「知っているとは実行すること」。未来にはばたく実践知ですね。六実,高柳が最寄り駅、鎌ケ谷市の岡崎整骨院からでした
2024年2月17日 土曜日
LONG COVID
新型コロナの後遺症は感染者の1~2割に起きるとされています。症状は倦怠感、睡眠障害、頭痛、呼吸困難感、集中力低下、せき、嗅覚、味覚障害と続きます。脳に霧がかかったようなボーッとした感覚、ブレインフォグと表現されます。岡山大学病院では患者さんの気持ちを配慮してコロナ外来との看板は出さず、総合診療科として受付するそうです。3割の患者さんには「体力回復」「疲労軽減」の効果の高い「補中益気湯」の漢方を処方するそうです。半年以上、症状が続く方も半数以上いて、精神的負担は大きい。インフルにしてもコロナにしても、罹患される方は今でも。学級閉鎖の話題は聞きます。ワクチン接種の効果も情報が飛び交います。自分は1度も打っていません。感染症は人類の歴史においてパラダイムシフトを起こします。天然痘、ペスト、コレラ、インフル、エイズ。歴史は繰り返されるのではなく韻を踏む。今年の紙幣刷新で千円札にペスト菌を発見した北里柴三郎。ふむと思うのです。六実,高柳が最寄り駅、この世界の片隅の鎌ケ谷市の岡崎整骨院からでした
2024年2月14日 水曜日
代謝の基礎知識
冬は代謝が下がる、そのように思っている方は多いかもしれません。本来、冬は夏に比べて、代謝が上がる時季です。寒さを感じると、代謝によって自ら体温を上げる必要があるからです。しかし、温かい部屋にこもり運動をさけたり、代謝に水分は欠かせませんが、夏より水分補給が減ったりするので代謝が下がる所以となります。冬こそ外に出て運動です。ウォーキングをされている方、犬の散歩をされている方をよく見かけます。エネルギーの消費量は基礎代謝量、身体活動量、食事の熱産生に分類され、基準の範囲で収まるのが良いとされます。代謝が過剰に活発になる「代謝性疾患」もあります。高血圧、糖尿病、脂質異常症などが代表例です。また、低体温の方は代謝が低く、免疫力が低下していると言えます。ホメオスタシス(恒常性)、一定に保たれていることが大切ですね。新陳代謝とはケガの治癒、皮膚、血液、骨の生まれ変わりなど、破壊と再生を繰り返す「ターンオーバー」が摂理。以上が代謝のおける基礎知識となります。なにはともあれ、疲労感、不調は代謝異常のサインです。「考えるな、感じろ」の部分はブルースリーの名言だったり~、また「友よ、水になれ」もあったり~六実、高柳が最寄り駅、鎌ケ谷市の岡崎整骨院からでした
2024年2月10日 土曜日
足底腱膜炎
朝の起床時や長時間座っていて、最初の数歩に踵から土踏まずに痛みが走る事があれば、先ずは足底腱膜炎を疑います。歩き出すとストレッチ効果で痛みが引くケースがあり、様子を見る方も多いです。職業でいえば、外交員、教師、ホテルの従業員など、また長距離ランナーや跳躍系のスポーツ選手に発症しやすいスポーツ障害でもあります。「かかとの骨」と「指の付け根の骨」に付着している厚い板、足底腱膜が足のアーチの下支えとなっていて、そこにかかる牽引力と圧迫力のストレスで引き起こされますが放置していると半年から1年かかる治りにくい箇所です。治療はストレッチと超音波の衝撃波の物理療法で寛解しますので、根気強い治療が心情の整骨院の得意分野です。ゴルフボールで土踏まずを易しくグリグリするのもディンプル(ぶつぶつ)が効果的。ご用意してます