体・健康豆知識
2024年12月17日 火曜日
防寒対策について
人間は生きるために、脳や臓器など体の内部の深部体温(コア体温)を37度前後に保つ必要があります。そのために、体には体温調節機能が備わっています。寒い時には血管が収縮して、皮膚への血流量を制限してコア体温の低下を抑制します。皮膚血管の中でも手足にあるAVA血管(動脈と静脈をつなぐ吻合)が真っ先に強く収縮するために、寒さは手足に現れ、痛く感じる所以です。又、胴体に比べて、手は20倍、足は70倍も熱を放散しやすいといわれます。手袋、靴下、ホッカイロ必要ですね。重ね着をすることにより、衣服の間に空気層が生まれ、保温効果が増します。しかし、4枚まで。5枚以上だと空気層が潰れて、効果が下がるようです。ダウンなどのもこもこ、ふあふあが寒さをしのげるわけですね。温かい空気は上昇して、首元から逃げてしまうので、マフラー、ネックウォーマーも非常に大切です。冬型の気圧配置が続き、寒さが身に染みます。コア体温をぽかぽかに。温かいスープ~あったかいんだからぁ
2024年12月3日 火曜日
最新のスポーツ科学
「乳酸は筋肉のエネルギー源でもある」「軽い重さでゆっくり筋トレすると筋肉量が増える」「鉄は朝に摂ると良い」等、運動科学の知識は日々アップデートされています。昔は1日休むと取り戻すのに3日かかると言われ、日本人の国民性でしょうか、「休む=楽をする」というイメージの為、オーバーワーク。トレーニンの効果は、その最中ではなく、休んでいる時に発揮され、強くなるのでレストは必要です。筋トレにプロテインは必要ですが、筋肉の分解・合成は常に起きているのでタンパク質の摂取は3食満遍なく。乳酸は筋肉(遅筋)のエネルギー源として利用されるので激しい運動後にゆっくり体を動かしてクールダウン。過去に成功した練習法・指導法であっても人が変われば効果が変わる。これまでに成功者がいる一方、好きな競技で始めたのに、リタイアやスランプに陥る選手は後を絶たない。今までの常識を疑い、変えるべき点は勇気を持って変えていく姿勢、これはどの界隈でも必要なんだろうと思うのです