体・健康豆知識
2022年11月29日 火曜日
スマホシンドローム
多くの人が抱える肩や首の凝り、頭の不調、目の疲れの症状はスマートフォンの利用が要因の可能性があります。デスクワーク中心の仕事に加えスマホの長時間の使用による不調はスマホシンドロームと言われます。腱鞘炎、手の痺れ、眼精疲労、自律神経の乱れ、脳疲労、認識力の低下、子供の発育の弊害と様々なリスクを抱えます。バックアームラインとは、僧帽筋、三角筋、上腕筋外側、手根伸筋群の連動性のことですが、スマホを使用した際、目からの刺激は脳の視覚野へ、手や指からの刺激は感覚野と運動野へ送られ、脳はそれらを処理します。脳の体性感覚野は腕、手、指で多くの割合を占めていて、脳が疲労する所以となります。アームラインのマッサージ、頭にある、頷厭(がんえん)、太陽といったこめかみ付近のツボ、メジャーな肩井、手三里、合谷のツボを狙ってケア。かくいう自分もiPhone8から、一日の使用時間は平均6時間と通知されたりします。スマホはもう手放せなくなっています
2022年11月26日 土曜日
ナンバの件
社会福祉センター(鎌ヶ谷五中向かい)での体操教室、担当講師で年6回、出向。ADL体操(日常生活動作機能)が主軸で体操指導を行うのですが、今月はナンバについて深堀りしました。ナンバ走りで知られ、効率のいい運足でスポーツ運動学で取り入れられています。陸上(400mハードル)の為末大選手(法政大出身)が有名です。日本古来の所作、舞踊、武道の中に見られます。同側の手と足が連動、空手道では、順突きとか順足となって、右ストレートのような腰を捻り、切る形を逆突きといいます。骨盤の動きとの連動性で、江戸時代の飛脚はナンバ走り、マラソンではピッチ走法に近いイメージではなかろうかと思います。そこで体操教室の最後に剛柔流空手道の型、セーパイの触りを披露。体幹軸ボロボロでしたが、コロナ制限で15名の参加者から、まばらな拍手を頂きました。てへっ。ち~ん
2022年11月15日 火曜日
二十四節気と養生術
東洋思想における養生術は季節に心身を調和させる事にあります。立冬(11月7日)から立春(2月4日)は本格的な寒さが到来します。緑黄色野菜、根菜が推奨されます。ポリフェノール、フラボノイド、カロテノイド、アントシアニンの有効成分が含まれている事は周知。現代人の野菜不足に対して、積極的に取り組んでいきたいものです。また、経穴(つぼ)をカイロで温めることをお勧め。大椎、風門、気海、腎喩、三陰交、太谿、中府、肩井などがお勧めです。温熱、保温、、、一択ですね