体・健康豆知識
2022年10月18日 火曜日
スーパーライザー講習会
先日の日曜日に東京医研の「スーパーライザーWEBセミナー」上肢編に続き第2弾、下肢編、トリガーポイントと神経系症状の抑制法に参加。午後1時~2時。リモート故になせる所業。講師はひろし整形外科のリハビリテーション科部長の柴先生、運動器系体表解剖学の治療インストラクターを努めていて、実践知。坐骨神経、閉在神経、大腿神経、腓骨神経と筋肉の走行と神経の位置関係を把握、そこからのレザー照射の光線治療とモビライゼーションの徒手療法のコラボは勉強になります。大中小殿筋、梨状筋、閉在筋、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋、長短腓骨筋、前後脛骨筋。ふむふむ、セラピストの真骨頂。下肢も奥が深とです。一生勉強、一生感動。初代のスーパーライザーHA30を当院所有、現在は4代目のEXがリリース。まだまだ頑張る
2022年10月7日 金曜日
骨粗しょう症について2
成人の体には、約200個の骨があります。18歳頃まで、成長を続けます。その後は運動不足、食事、紫外線の影響によって変化、特に女性は閉経後、女性ホルモンの減少により骨密度は低くなります。骨は日々新陳代謝を繰り返します。これを骨代謝といい、破骨細胞により古い骨は壊されて、骨芽細胞により新しい骨に作り替えられます。「スクラップアンドビルド」ですね。再開発事業。そのバランスが崩れると、骨が脆くなります。そこで、エクササイズ。直立姿勢で「かかと落とし」をご紹介します。カーフレイズ(ブログ@筋トレメニュー参照)の要領で、そのまま、かかとをストンと落とします。かかとの骨には体重の3倍の力が加わる算段。体重50キロの人なら150キロです。かかとの骨に与えられた刺激は骨細胞に振動として頭まで伝わり、骨代謝が促されます。椅子に座って足ふみをして「かかと落とし」も有効です。幸せなら手を叩こう、幸せなら足ならそう、幸せなら態度で示そうよ、ほらみんなで♪ ♪どうでしょう(笑)骨が弱くなっても自覚症状は殆どありません。乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルト)。干しえび、ひじき、小魚の摂取も意識されて、心配な方は骨密度検査を健診の折に受けられるのも良いでしょう
2022年10月4日 火曜日
肩こりについて3
肩こりは広義で、頚肩腕症候群、胸郭出口症候群も肩こり外来において、よく診られる症状です。腕、指先の痺れも発症します。頚椎症、頚椎の間の椎間板が狭く神経が圧迫され痺れるとエックス線画像で整形外科では診断されますが、ヘルニアにおいてもそう、画像診断で異常がある人の8割は無症状であるという事実がなおざりにされています。原因は果して、そこなのでしょうか。そこで、解剖学のお話します。背面にある僧帽筋が肩こりの主要筋ですが、首筋前面を診て中斜角筋の奥にある腕神経叢、胸鎖乳突筋の奥の星状神経節(頚椎7番、C6、C7)ここの治療ポイントが有効。小難しい説明は簡潔に、易しくインフォームドコンセントをモットーに、スーパーライザー(レーザー照射)を当てていくのです