体・健康豆知識
2024年11月18日 月曜日
疲れ目について
スマホ老眼やドライアイ、目を酷使することの多い現代社会、ブルーライトは網膜まで届く為、目の奥が痛くなったり、頭痛や肩こりを引き起こします。完全まばたきをオススメ。まばたきは「見た情報の整理」をしていると言われます。映画を見たり、会話をしたり、情報の切れ目でまばたきをしてるという報告があります。脳が情報の流れに区切りを付けて、内容を整理しているとの事。意識して、完全に2秒、まぶたを下ろし、指で左右に優しく往復させてマッサージ。集中力キープに一役です。遠くと近くを交互に見て、ピント調節機能を整えたりと、コロナ以降の新しい生活様式、実は、社会は気づかぬように変化していて、対応を余儀なくされています。変化に順応していくことが進化で生き残るための術であるのであれば、、、、、チーズは何処へ行った?
2024年11月3日 日曜日
飲酒の件
以前、体・健康豆知識ブログにて、酒は百薬の長として、病気のリスクはJカーブを描くと投稿しましたが、飲酒のリスクは少量でも上がるとの研究報告が、、、。高血圧、脳梗塞、胃がん、食道がん、大腸がん。男性は前立腺がん、女性は乳がんと発症リスクは比例。大手メーカーでも今後、アルコール度数8%以上の「ストロング系」酎ハイの新商品発売は控える方針を表明したとか。「スマドリ」もそうですね。煙草に続き、お酒にもメス。昭和の「寛容さ」が遠い昔のように感じます。長渕剛の「純恋歌」、、、煙草を吸うなとか酒を飲むなとか私の勝手じゃないの~♪
2024年10月30日 水曜日
めまいについて
ぐるぐる回るようなめまいは症状がはっきりしているので検査でも平衡感覚を司る内耳に異常が認められ原因が特定されやすいですが、ふあふあとした漫然としためまいがほぼ毎日、3か月以上続く慢性の症状は、以前は原因不明とされていました。立ったり座ったり、複雑な模様やスーパーの陳列棚、スマホのスクロール画面を見たりすると悪化したりと、問診で原因不明と言われると不安になりますし、ふあふあとかぐるぐるとかオノマトペで表現するしかなく。そして、専門家が様々な実験から導き出した原因仮説は、内耳による感覚、視覚、足の筋肉の緊張などで傾きを感じる体性感覚の3つで体のバランスを保ちますが、様々な刺激で、脳が過剰反応をしてめまいが起きている可能性を示唆しました。持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)と診断されます。治療法として、新規抗うつ薬による薬物療法やPPPDで倒れてしまうことはほとんどないということを伝え、不安を解消する認知行動療法で7割の患者さんに効果があるそうです。ここでも、調べてみると、人に寄り添う医療が垣間見れました
2024年10月23日 水曜日
骨盤底筋について
出産、便秘、体重増加などで骨盤底筋に負荷がかかり、損傷すると、骨盤臓器脱の発症の恐れを生じます。膣から膀胱、直腸、子宮などが脱出。腹部に違和感と尿漏れなどの症状、女性の1割に発症という報告も。メッシュのシートを挿入する腹腔鏡手術が根治療法ですが、骨盤底筋体操、サポート下着の励行がされます。骨盤底筋体操はおしりをキュッと締める動作なのですが、ヒップリフトの筋トレで骨盤底筋群に意識をおいて行うのがいいようです。#筋トレ@メニューブログ参照
2024年10月19日 土曜日
腎臓病について
慢性腎臓病は全国で1330万人。20歳以上の8人に1人です。高齢化や肥満の増加により、増え続けて「新たな国民病」と呼ばれています。人工透析を受けている方も30万人いて、週3回4時間の拘束を余儀なくされ、著しくQOLが下がります。貧血、むくみ、息切れ、夜間尿、倦怠感と体の不調が現れますが、腎機能の低下は尿検査で発見できます。肥満、高血圧、糖尿病、タンパク質の過剰摂取、遺伝、加齢などの要因で発症、いつでも誰にでもリスク。食生活、、健康リテラシーを高めていかんとです
2024年10月15日 火曜日
メニエール病について
めまいが起こる代表的な疾患「メニエール病」。①難聴②耳鳴り③めまいが繰り返し発症し、数時間で治まりますが、一日に2回以上、発症すればメニエール病と診断されます。耳の奥(内耳)にリンパ液が「水ぶくれ」のように溜まったことで発症しますが、多くはストレスが要因で、30~50代の働き盛りに多く低気圧の時に比較的多いようです。水分の摂取量を増やしたり、有酸素運動などの生活指導がされますが、利尿剤などの薬物療法もあります。目がぐるぐる回る突然激しい回転性めまいが起こると、不安になりますね。以前は治りにくい病と言われましたが、近年では治癒する可能性が高くなりました。難聴は低音から聞こえなくなるという、「老人性難聴」の高音から聞こえずらいのとは逆というのも、特徴です。頭痛によるめまいを訴える患者さんも来院される中、鑑別診断していきます
2024年10月6日 日曜日
卵の雑学
古代エジプトやローマなど大昔から食べられてきた卵。日本では江戸時代から高級食材として病気治癒、体力回復のためのものでした。そして、今では世界2位の消費国です。「タンパク質」「脂質」炭水化物」「ビタミン」「ミネラル」の5大栄養素のうち、「ビタミンC」以外の全てが含まれているスーパーフードです。一時、コレステロール値の上昇で食べすぎ注意喚起がなされましたが、様々なデータ報告により、一概に論ずる事はできません。何個までと控える必要はないという事です。因みに、卵の殻の色では栄養価は、ほぼ変わらないし、生卵の中にある「白い塊」は「カラザ」といい食べられる部分で、殺菌作用のある酵素や免疫力を高める栄養素が含まれています。日本人なら「TKG」。卵かけご飯のアレンジレシピを楽しみたいものです。
2024年10月2日 水曜日
ストレッチングボードの件
当院にも開業当時の26年前から待合室にストレッチングボードを置いています。足関節の背屈でふくらはぎがストレッチされます。そこで、ストレッチングボード体操。ノーマルな柔軟体操ですが、肩こり、腰痛にも効果のあるポテンシャルの高いアイテムです。アマゾンをポチれば、千円から1万円まで。体操のメソッドが大事で、高価なものは必要ないと思います。究極は家の中のちょっとした段差でも、、、足をかければ効果は期待できます。健康はプライスレス
2024年9月24日 火曜日
コグニサイズって
軽度認知障害(MCI)とは認知症の初期症状同様、物忘れなどの「記憶障害」集中力や意欲の低下、家事の段取りが悪くなるといった症状がでますが、日常生活は支障なく過ごせます。早期発見の取り組みが行われています。コグニチェックリストといい、日常生活における認知機能の低下のリスクを確認します。そして、コグニサイズ。例えば、足踏みをしながら、計算やしりとり、ステップ運動をしながらジャンケンなど、運動と認知課題を組み合わせた運動療法が推奨されています。自治体や企業、職域団体が実施する「認知症サポーター養成講座」(90分)を受講すれば、誰でも認知症サポーターになれます。自分も受講済。チームオレンジといい、地域の取り組み、認知症の方やその家族の支援の緩やかですが、浸透しつつあるかもです。地域とともに、これからも、そしていつまでも、地域医療の整骨院、鎌ヶ谷市の岡崎整骨院からでした
2024年9月13日 金曜日
星状神経節ブロック
星状神経節とは、頚部にある交感神経節(自律神経)の一つで第1胸椎の横にあります。ペインクリニックでは、局所麻酔薬のブロック注射をされます。又、スーパーライザーでレーザー照射もしています。当院もスーパーライザーを2台所有したことにより、星状神経節へのレーザー照射専用が可能になりました。頻繫に使うようになり、臨床データも積みあがってきて、改めて様々な症状に有効だと実感しております。頚椎症、胸郭出口症候群、手のしびれの神経痛、自律神経の乱れ、筋緊張性頭痛、不眠症、、、。