体・健康豆知識
2026年1月21日 水曜日
変形性膝関節症について
60才以上の2人に1人、約3000万人の患者がいると推定される変形性膝関節症(膝OA)は関節軟骨や半月板の摩耗で炎症が起きることは周知ですね。女性の発症率は男性に比べて1.5~2倍です。男性に比べて筋力が弱く、閉経後に多く起こるため女性ホルモンの影響も考えられています。初期は起床時や歩き始めに痛みが出ます(スターティングペイン)動き始めると痛みが消えるので放置されやすいので、ここから筋トレ、運動療法のサインです。推奨されるのはレッグエクステンション、脚の上げ下げ運動です。大腿四頭筋のうちの内側広筋を意識、当院でもパーソナルトレーニング致します。関節を刺激し栄養がいきわたる、滑膜の伸縮で滑液が浸潤する仕組み、軟骨細胞が活性化し、摩耗しにくくなるといわれ、治療の第一選択です。ヒアルロン酸注射、足底版装具も筋トレの土台があってこそです。サプリメントは経口で消化・分解されるので直接、膝関節に影響しているかエビデンスがありませんので推奨している医療機関はないでしょう

2026年1月17日 土曜日
前立腺がんについて
男性が最も多くかかる悪性腫瘍です。進行すると、腰椎や胸椎など骨に転移し、初めてがんと分かるケースも多く、リンパ節に転移しても、ほぼ痛みがありません。PSA検査などで早期に発見しやすい特徴もあり、治療方針はタイプによって多様な方針が取られます。高齢になるほど罹患率は高くなりますが、前立腺肥大との関係性はないようです
2026年1月15日 木曜日
デトックスについて
解毒という意味です。「体内から」「体外から」前者は、発がん性物質、活性酸素、アンモニアや老廃物。後者は、煙草の煙、排気ガス、食品添加物、アルコール、薬剤、農薬、有害ミネラル、細菌、ウィルスです。無菌という過剰な防御はかえって体を弱めてしまう場合があります。血液、リンパ、肝臓、腎臓の働きがデトックスとなりますが、ここではリンパにフォーカス。マッサージよりストレッチです。リンパ節のある5か所。そけい部、脇の下、お腹、胸、鎖骨を伸ばしましょう。やり方は当院でご説明します。あとジャンプも有効です。あと、リンパの源は胸鎖関節にありますので、そのアプローチも
2026年1月13日 火曜日
脊柱側弯症について
思春期以降の女子に多く、大部分は原因が不明で特発性です。10歳以上から男子の5~8倍に上り、有病率は2~3%、100人に2人の割合であれば、学校の健康診断で発見されるケースは少なくありません。経過観察で様子を見ますが、重度であれば、オーダーメードの装具の着用、骨を金具で矯正、固定する手術も検討されます。視診では「肩の高さ」「肩甲骨」「ウエストライン」の左右差を確認するし、前屈テストでの隆起があればです。当院では、有効な背筋のトレーニングとストレッチ行います。骨の可動性を高めて、脊柱を真っ直ぐ保つ事に役立ちます。男子100mのウサイン・ボルト氏も側弯症で世界記録を打ち立てている事も伝え、心理的負担も軽減出来たらと思いますが、先ずは早期発見です。

2026年1月8日 木曜日
脳卒中を防ぐ
脳卒中は脳梗塞と脳出血に分けられます。現象に違いがありますが、動脈硬化の悪化が共通した主な原因です。また心筋梗塞もこの寒い時期に増えるのも明らか。血圧の上昇がリスク。血糖値が高い方、喫煙者は動脈硬化が進んでいる可能性があります。室内を暖かく保ったり、就寝前にコップ一杯のお水で脱水にならぬよう注意が必要です。脳梗塞はろれつが回らない、顔のゆがみ。脳出血は経験したことのない頭痛。心筋梗塞は経験したことのない胸痛、息切れ、吐き気。初期症状であれば、後遺障害のない軽度な症状で食い止める可能性も高くなりますので、我慢は禁物です。ホントに最近、寒い。冷え込みますね。3つの首。首、足首、手首。保温。ホッカイロお薦めです
2026年1月6日 火曜日
握力について
全身の筋力の低下は生活習慣病や認知症のリスクを高め、健康寿命を縮める原因の一つです。近年、握力が全身の筋肉と密接に関わっている事を示す研究が数多く報告されています。握力は全身の筋力や神経機能の状態を知るバロメーターといえます。30代後半がピークで徐々に低下しますので意識して鍛えましょう。中央値は男性が50㎏、女性が30㎏です。座位で肘は90度、全身に力を込めて。ハンドグリップ、軟式テニスボールでも日常の中でお家に置いておいていてもいいんじゃないでしょうか
2025年12月23日 火曜日
ムーンライト伝説
満月では深い睡眠(ノンレム睡眠)の時間が短くなったり、交感神経が優位になり、新月ではその逆で、副交感神経が優位で休息、デットクスという考え方があります。スーパームーン、ミニマムムーン、ブルームーン、ブラッドムーン、様々な呼び名も。因みに、次の満月は1月4日。ウルフムーンと言うようです。人間の体の約70%は水分、月の引力に物理的に影響します。潮の満ち引き、満月は潮位が最も上がる「大潮」。人の体はむくみやすいようです。して、スマホで撮ると、こんな感じ

2025年12月21日 日曜日
タオル牽引の効果
適切に行うことで、頚椎への負担を軽減する効果が期待できます。頭の重さは約5kg、圧迫されている椎間板の間隔を広げ、神経の圧迫を和らげます。首周辺の筋肉(僧帽筋や肩甲挙筋)のストレッチ効果。ストレートネックのケア、本来の緩やかなS字カーブを意識させ、姿勢の矯正をサポートします。知っておくべきリスクとして、既に頸椎ヘルニアや頚椎症、むち打ち症がある場合、無理な角度で引っ張ると更に神経を圧迫する恐れがあり、「返し」、強い力で牽引し、パッと手を離すと、筋肉が防御反応を起こして、以前より硬くなってしまう事があります。「絶対にマネはしないでください」とのテロップは付けておきたいところです

2025年12月14日 日曜日
メンタルヘルスケアの件
スポーツ界において、メンタルヘルスケアの重要性がピックアップされています。選手の過半数は競技を続けていく中でストレスを抱えています。精神疾患を白黒と診断せずにグラデーション化してグレーゾーンも数値化。健康状態の維持を図っています。さて、一つ二つ。玄関に緑を。玄関に花や木があると「うつ」症状の比率が低く、16%減。集合住宅は28%減、戸建てで15%減との調査結果。長い通勤時間も不眠症のリスク、通勤時間が50分以上だと30%増との事。メンタルリテラシー高めていかないと闇落ちしそうな世の中ですね、ヒントは日常生活に潜んでいます

2025年12月12日 金曜日
脳脊髄液減少症
何らかの原因で硬膜に傷が付き、脳脊髄液が硬膜外に漏れるなどして減ることで起きます。起立性頭痛、めまい、ふらつき、耳鳴り、首の痛み、嘔吐、倦怠感。多岐にわたります。以前は交通事故に遭われたむち打ち症の患者さんに対して診ていましたが、尻もち、咳き込み、スポーツでフォームを変える、後ろを強く振り返るなど、日常生活動作も原因とされています。起立性調節障害、線維筋痛症、むち打ち症と症状が似ているので、この診断に至るまでに、時間を要するケースも多いようです。先ずは、入院して点滴、1~2週間、トイレ以外は横になり安静。硬膜外ブラッドパッチ(硬膜外自家血注入療法)というのも保険適用。脳神経外科の受診をお薦めします



