体・健康豆知識
2013年11月9日 土曜日
キーンベック病(月状骨軟化症)、手首の疾患
先日、当症例の患者さんがいたので報告します。初診で、手首を使うと痛み、ズキズキとすると訴える20代女性の患者さん(Nさん)がいました。関節炎として、理学療法、包帯固定をしたのですが、その後、Nさんは、病院を2件周り、そこでキーンベックの診断を受けました。月状骨(手首の真ん中にある骨)が、血行障害により潰れ、手首が痛む症状なのですが、青壮年男子に多く、道路工事でガタガタとやってる職人さんがなるイメージがあります。X線写真を見て、月状骨がグニャッと潰れているのが解れば、診断できるのですが、、、。後日、外科手術を受け、プレートを入れまして、今リハビリやってますと明るく報告しに来てくれました。しかし、これから、経過をみていかなくてはならず、大変です。結果は変わらないですが、鑑別診断の難しさを実感しました。 鎌ヶ谷市の岡崎整骨院
投稿者 岡崎整骨院