体・健康豆知識
2018年11月1日 木曜日
変形性膝関節症

高齢者の変形性膝関節症、Yさんのケース。脚の隙間から壁が見えています。O脚。体を動かすための骨格筋(筋肉)は体重の約半分を占め、その7割が下半身に集中しています。それは、人間が直立二足歩行する為であり、老化で骨格筋が弱れば、歩行困難になる可能性を帯びています。Yさんはグランドゴルフ、水中ウォーキングに励んでいます。特にプールでは、浮力で体重が軽くなり、膝の負担が軽減、反面、水の抵抗で前進するのは大変、歩幅を広く、正しい姿勢での水中ウォーキングは下半身の筋力の衰えを予防するには、効果的です。Yさん、調子はいいそうです。人工関節置換術のオペは避けたいですものね。頑張りましょう
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2018年10月19日 金曜日
軽擦法について
セルフコンディショニングのお話しです。体操やウォーキング、ヨガ等通われている方を多く見かけます。今回は自分の手で簡単にできる方法をご紹介します。特に強い力は必要ありません。体の色々な部位を手のひらで大きく円を描くように素早く擦っていると血行が良くなり、段々と温まってきます。これが、軽擦法。簡単です。ヒトの血管は毛細血管が95%を占めるといわれいます。コンディショニングを効果的に取り入れて、血行や代謝を促進させ、健康な毎日を過ごしませんか。この業界(柔道整復師)に入って25年、最初に覚えるのは軽擦法。馬鹿にできぬは軽擦法
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2018年10月17日 水曜日
痛みと人格
「人は痛みにさらされる事で気性が変化する。どんなに気立てのいい人でも怒りっぽくなり、闘志も臆病になる」といわれ、古代ギリシャの哲学者アリストテレスは、痛みは血管に沿って心臓に伝えられる情動であると唱え、フランスの哲学者デカルトは「痛みの伝導路と反射」という説を唱えました。その後、痛みの概念は変化を遂げ、現在、国際疼痛学会が痛みは「感覚でもあり、情動である」と定義しました。痛みの知覚が心理的、社会的因子により変化、増幅して苦悩を形成。周囲に対する反応として痛みの行動様式が生まれ、痛みが人格を変えてしまうといわれるようになりました。非特異性腰痛、慢性腰痛がストレス因子に起因するという事の裏付けでもあるでしょう。その事を踏まえた上での診療、患者さんの想いに寄り添うテーマにも。癒し、ヒーリング、当院にも、いつも心地の良い音楽が流れていています。誰でも癒されたいですものね
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2018年10月16日 火曜日
老化について
高齢化社会に入った我が国において、医療機関(整形外科)の問診で、「老化です」という言葉が溢れるようになったと思います。老化とは、退行変性疾患と言われ、細胞や組織の衰退を指します。朝目覚めて、布団から立ち上がるのが辛くなったという事も退行です。退行とは、後に下がることという意味の他に、原初的な型に戻るという意味があります。立ち上がるのが辛い朝は無理をしないで、赤ちゃんにかえってみるのはどうでしょう。いきなり立ち上がらず、左右に寝返りを何度かします。そして、腹ばいになり、ハイハイの型。腰痛予防の型でもあり、介護の型でもあります。無理なく、骨、関節、筋肉などで構成する運動器が機能すると思います
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2018年8月8日 水曜日
肩のスポーツ障害
肩にはローテーカフ(回旋筋腱版)というのがあります。棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋が肩の周りを覆い板状になっています。オーバーユースにより腱板損傷を引き起こすケースがスポーツ障害に多いです。肩の前方の上腕二頭筋腱損傷もよく診ます。予防は肩甲骨はがしといわれるもの。肩甲骨の可動域を試してみてください。様々な動きをする事がわかります。肩甲骨の内側に5本の指を入れ込んでもらって下さい。入りますか?ヤンキースの田中将大投手は手のひらまで入るそうです。リハビリ、大事です。肩が動きにくいなと思われたら、お気軽にご相談ください。
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2018年8月6日 月曜日
膝のスポーツ障害
膝のスポーツ障害に半月板損傷があります。大腿骨(大腿部)と脛骨(下腿部)のかみ合わせ、関節部分の衝撃吸収のための軟骨組織になりますが、痛めるとロッキングといって膝が屈曲したまま、かんでしまい、引っかかって伸展できない状態となります。内側半月板には前十字靭帯損傷、外側半月板には後十字靭帯損傷も伴うと、本当に厄介です。整形外科で手術適応の判断は委ねますが、保存療法というリハビリは往々にして整骨院の得意分野です。エックス線検査で異常なし、処方箋で湿布、以上と整形外科で受診された方の中には痛み、そして不安症に悩まされる方がいることでしょう。自分も膝の痛みには学生時代、悩まされました。患者さんの想いに寄り添う整骨院でありたい、ここ、ずっとぶれていません
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2018年7月26日 木曜日
ゾーンについて
スポーツの試合にてゾーンに入ってスーパープレー。という事を聞くことがあります。極度のストレスにより脳内ホルモンのβエンドルフィンが分泌。これはモルヒネの6倍といわれる脳内麻薬だそうですが、それにより最高のリラックス状態になり、さらにドーパミン(快楽物質)アドレナリン(興奮物質)セロトニン(幸福物質)の分泌を経て極限の集中力を発揮するというプロセス。ボールがスローモーションに止まって見えるとか、その軌道が一筋の光となって見えるとか、パフォーマンスがよどみなく、軽く跳ねるイメージなどと言われます。かくいう自分も20年前にもなりますが、剛柔会関東地区空手道選手権団体戦決勝、神奈川県空手道選手権中量級準決勝、また後楽園ホールでボクシングデビュー戦にてゾーンに入った体験をしています。気持ちが大事をモットーに空手部のコーチングをしていると根性論をかざしているように見えるのでしょうか、うまくマッチングしません。大なり小なりあるはずのもので、理解はしてても体験をしないとダメなのでしょう。話は変わりますが、亡き父が1ヶ月の緩和ケア終末医療を受けていたなかで、「せんもう」というプロセスをふみました。夢と現実が全く交錯して、混乱する状態になります。モルヒネ投与ですが、決して薬のせいとは言い切れないとのことです。余命を悟った極度のストレスのなか、人の意識、無意識の狭間とはアンニュイなのだろうと思います。病床のベットで横たわる父の不思議な話に耳を傾けて、想いに寄り添う中、全く形にならない、何かを感じます。オブジェクトと表現されるもの??そこはとなく、「ゆれる」イメージ、、、
スポーツ障害、スポーツ医療にて選手の想いに寄り添う整骨院でありたい、腰痛治療の整骨院、鎌ヶ谷市の岡崎整骨院からでした
2018年7月10日 火曜日
筋膜リリース

解剖学的見地で見る筋膜によるつながりの線路のことをアナトミートレインといいます。肩が上がりにくいといった症状に対してアナトミートレインにおける一つのライン上でつながりのある、別の箇所に要因があり得るといった考え方。このラインをつなげているのが筋膜です。伸縮性のないボディースーツを着ている状態をイメージするとわかりやすいかもしれません。着ているときって肩が上がりにくいし、体の動きがぎこちなく、きついと思います。この「肩が上がりにくい」原因は肩部分だけでなく、背中や肘の部分が引っ張ってしまっていることにあります。ヘッドマッサージで肩こりが楽になるのもそうです。アナトミートレインからの筋膜リリース。保険診療でも自費スポーツマッサージでも必要なコンテンツです
スポーツマッサージ、ダイエットプログラムの自費診療あります。鎌ヶ谷市の岡崎整骨院からでした
2018年7月5日 木曜日
肩こり(マエケン体操)
各体操教室で利用者の方々にやって頂き、上手くできないのが、マエケン体操です。元広島カープ、現メジャーリーグのピッチャー前田健太投手がウォームアップでする肩甲骨グルグル体操なるものです。肩関節は人体の中で最も可動性のよい関節です。前方挙上(屈曲)、後方挙上(伸展)、側方挙上(内転、外転)水平屈曲、水平伸展、内旋、外旋と様々です。それに伴い、肩関節外転30度までは、肩甲骨の動きはありませんが、それ以上では、外転2度ごとに、肩甲骨は1度ずつ上方回旋します(2:1)。これを肩甲上腕リズムといいますが、マエケン体操、有効です。しかしながら、皆さん、ぎこちないとですきちっとレクチャー、コーチングしていきたいと思っています。肩こりにいいです
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2018年6月28日 木曜日
柔体操教室(フレイル)

鎌ヶ谷市役所高齢者支援課から委託を受け院内で体操教室を行っています。週1で12回が1クールです。定員8名で今回は7名です。フレイル予防をテーマにして65歳以上の鎌ヶ谷市民の方が対象です。フレイルとは体の状態が健常から要介護になる前段階のことをいいます。日本語の虚弱に当たり、身体機能や認知機能が衰えやすい高齢者にとって注目のキーワードです。我が国で介護が必要になった要因は①認知症②脳血管疾患③虚弱の順に多くなっています。フレイルに適切な対応がないと要介護に。フレイルには3要素あり、①身体的フレイル②精神的フレイル③社会的フレイルです。どこの自治体も盛んに介護予防事業として体操教室を行うのはそのためです。鎌ヶ谷市の清水市長とも懇談する中で、また土屋市議も交えて、整骨院の先生方が参入する事に多いに理解して頂いていることに感謝しています。身体的フレイルの一部であるサルコペニア、筋肉減少症のことですが、両手の親指と人差し指で輪っかを作り、ふくらはぎの一番太い部分を囲み、隙間ができてしまったら厳しいです。さあ、整骨院内で筋トレです。皆さんができるメソッドで、腹筋、スクワット、足上げ、つま先立ち、楽しくやっています次回は9月開催、かまがや広報7月15日号に募集要綱が掲載されます。お電話お待ちしています。
六実が最寄り駅、地域医療に携わる整骨院、腰痛、肩こり、スポーツ障害、交通事故の鎌ヶ谷市の岡崎整骨院からでした