体・健康豆知識
2023年4月25日 火曜日
サ道とは
サウナを趣味にする事をサ活、そして極めようとすると「サ道」。ネプチューンの原田さんが出演されているTV番組もあります。「ととのう」ことが目的ですが、一般的に心拍数が目安。通常1分間に60~70としてサウナに入り、最大心拍数に近づけます。170~180が目安。そして水風呂へ、一気に下げます。そして外気浴にて下げ切って通常心拍数へ。この時に「ととのう」という感覚、副交感神経が優位の状態です。心拍数については個人差があるので、自分の一例にて。先ずは自分の値を知る事から。不整脈や心疾患がなければ、心拍数=脈拍数となりますので、15秒脈をとり、×4で出ます。では次回のブログにて心拍数について掘り下げてみます。こうご期待、今月中には、、たぶん(苦笑)、、
2023年4月21日 金曜日
ヘルニアについて2
ヘルニアの自然治癒について。手術適応のケースは昔より大分減っています。何故なら、マクロファージという免疫細胞の存在が知られたからです。白血球の一つで、椎間板内の髄核が後縦靭帯を突き破り外に飛び出すと、それを異物と認識し攻撃、食べてしまうのです。椎間板の膨隆型と突出型では後者の方が痛みが強いのですが、その方がマクロファージの働きを期待して自然治癒を望めるわけです。現場において、MRIの画像診断でヘルニアの所見が見られても、痛みのない患者さんが多いのも事実です
2023年4月4日 火曜日
健康寿命ランキング
日常生活を支障なく送れる期間を示す「健康寿命」。男性は大分県の73.7才、女性は三重県の77.5才がトップです。各自治体、県保健福祉部の取り組みは、高齢者の交流事業。体操教室や交流会、参加率は全国で最も高くなっています。また食事についても、企業と大学が連携し企画した減塩食のレシピや「ヘルシー弁当」の開発など。各県の担当者は特定の対策と健康寿命の延びに因果関係があるとは断定できないと言っていますが、意識高い系だな~と思います。さて、鎌ヶ谷市、高齢者支援課から委託を受け整骨院内で行う体操教室、「柔体操」の今年度と参加者募集が4月1日付けの「広報かまがや」に掲載されました。当院は5月8日から毎週月曜日、週1回1時~2時半で行います。65才以上の鎌ヶ谷市民であれば、どなたでもです。お電話お待ちしています
2023年4月2日 日曜日
男性の更年期障害
男性にも更年期障害はあります。女性は閉経後、エストロゲン(女性ホルモン)の分泌の低下で引き起こされる事が知られています。イライラ、不眠、集中力低下、発汗、頻尿、ほてり、めまい、性欲減退、疲労感と多岐にわたります。男性の場合、テストステロン(男性ホルモン)の低下になりますが、自己肯定感と深く連動し、仕事や家庭環境など人間関係でストレスを抱えているとその要因となります。仕事で疲れ切り帰宅、孤食して就寝し、また仕事、そんな生活を送られている方は要注意です。テストステロンが病的に少なく、症状が顕著ならLOH症候群(ローシンドローム)を疑います。泌尿器科にて薬物療法となりますが、その前に予防。筋肉増強もテストステロンの量を増やしますし、お互いに褒めあえる趣味を持つのもいいですね。あっ、「ナイスショット!」と声かけのゴルフ、いいかも。社会性を保ちながら、このストレス社会に柔軟に対応せんとです。DIYで有名になったタレントのヒロミさんも発症した事を公表されましたが、人はみかけによりません
2023年3月8日 水曜日
水分摂取について
体内の水分量は乳幼児は80%、成人は60%、高齢者は50%程度となります。加齢に伴い、新陳代謝が低下し、筋量も減少。更に細胞の働きは衰えて神経機能も低下といった負のスパイラルに陥ります。そこで、パワーリハ学会会長の竹内医師は1日1.5リットルの水分補給と1時間のウォーキングを推奨されます。水分摂取を勧めると頻尿や失禁の心配が話題になるも、運動によって排尿感覚も適切になるそうです。また、排便も規則正しくなり、腸には免疫細胞の約7割が集中しており、免疫力アップに繋がります。「ヤクルト1000」が人気商品なのも頷けます。アルコールだけがNGで、お茶、コーヒー、牛乳でもよく、起床時と就寝前に200ml、3回の食事の時に200mlで計1リットルです。残り500mlは運動時と生活状況に合わせて。医学博士の竹内先生は介護の自立支援、認知症の第一人者ですが、現場で、その症状が改善された実例を多く見てきた事で証明されています
2023年3月4日 土曜日
ルイ活について
涙活とは、敢えて能動的に泣く活動の事です。感動して涙を流すと脳の前頭前野が激しく興奮する事が分かっています。共感して活性化する部分は額の中央の奥に存在し共感脳といわれます。そこから脳幹の指令によって涙が生成、同時に自律神経の副交感神経にスイッチ、癒し効果が発揮されます。「笑う」ことでNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化させ免疫力を高めることが知られていますが、癒し効果は泣く方が大きいといわれます。さて、映画鑑賞でルイ活。ネット検索しチョイス、ツタヤ六高台店へ。「ララランド」「ALWAYS 三丁目の夕日」をレンタル。準備万端、余韻も感じて。大変感動もし、さすがアカデミー賞受賞にはずれなしですが、一粒の涙が頬をつたう事はありませんでした。過去、自分が、実際に涙を流した映画は、「八日目の蝉」と「この世界の片隅で」「火垂るの墓」です。
2023年2月27日 月曜日
スーパーライザーとは
医療機器メーカー東京医研主催のスーパーライザーWEBセミナー2023。受講させて頂きました。愛知県麻酔科医会会長の木村智政先生による「光線治療 照射ポイントの解説」。明日からの診療に役立ちます。興味深いお話しの中、先生のペインクリニックではコロナの後遺症に使われているという事。ロングCOVIDといわれているそうです。星状神経節スポットは万能です。帯状疱疹、褥瘡、歯痛も。当院も喉元付近にある星状神経節ブロックは、首、腰、膝の痛み。上肢、下肢の痺れフル稼働です。中斜角筋の触診テクニック、ふむふむです。
2023年2月10日 金曜日
お肉でハッピー
肉の健康効果は以前、投稿させて頂きましたが、牛肉は必須アミノ酸トリプトファンが幸せホルモンセロトニンの分泌の促進。豚肉は疲労回復のビタミンB1が豊富。鶏肉はイミダペプチド、同じく疲労回復効果です。そして、サシ、脂肪分はアラキドン酸という必須脂肪酸が含まれているのですが、これが、脳内でアナンダマイドという至福物質に変化するそうです。とろけるような霜降り肉を食べるとたまらなく幸せになる理由とされます。しかし、和牛の特徴で、赤身を好む海外との差は何だろうとも思います。肩ロース(ザブトン)、リブロース、サーロインと背中の部位で赤身とサシのバランスの良いもの。ランプ、イチボ、トモサンカクと赤身のもも肉も柔らかくて美味しいですよね。お腹のばら肉はカルビになります。横隔膜はハラミ。カイノミもお腹の肉。そして、ヒレ肉は背骨の腰の部分の希少部位ですが、そのまた一部分がシャトーブリアン。いまだかつて食べたことがありません。いつか至福の一時が訪れん事を
2023年1月23日 月曜日
転び方プロジェクトとは
全柔連が取り組む「転び方プロジェクト」をご紹介します。少子化や社会環境の変化で、活動的な外遊びが減少し、転んでも手が出せずにケガをする子が増えています。公園の遊具問題もニュースになる昨今、幼稚園、小学校で転び方指導の導入を働きかけているようです。また、骨折、転倒は介護の原因の第3位です。高齢者における「受身」のプログラムが模索され、海外では、特にオランダ、スペインでの生涯スポーツとして「JUDO」が注目されています。ヨーロッパの先進国でも少子高齢化は進んでいます。日本がトップですが。柔道の身体的価値、社会的価値、精神的価値から「生きがい」「やりがい」「ふれあい」の創出を転倒予防のツールを利用して地域社会に普及するという壮大なプロジェクト。全柔連には人材がいるんだなという印象。自分は空手出身で、全空連でしたが、「礼に始まり礼に終わる」その精神は果して如何せん。剛柔流の町道場を開こうと考えた事もありますが、ロマンのデザインには至らずです
2023年1月20日 金曜日
本日、大寒
二十四節気(にじゅうしせっき)にて、24番目、今年1月20日は大寒です。寒さが冷気が身に沁みます。太陰太陽暦にて区分され、農作業の目安として、中国で古に先人が考案。養生術で、様々な風習は大事にしたいと思います。四季を感じ取れますね。日本に生まれて良かった~