体・健康豆知識
2024年6月18日 火曜日
枝豆がすごい件
先日の木曜、組合の同支部の冨田先生から夜9時、「松戸支部の日山先生と飲んでるから来ない?」お二人とも休診なのねと突然のお誘い。はい喜んで。3名は渋谷にある日本柔道整復専門学校、平成8年卒の同窓です。新鎌ヶ谷の備長扇屋へ。そこは、お通しの枝豆が食べ放題。実は枝豆、スーパーフード。肝機能を司るメチオニンがアルコールを分解、二日酔い防止。ビタミンB1が疲労回復、夏バテ防止。カリウムが高血圧防止、むくみ解消。タンパク質、イソフラボンも豊富。それが、フリーとは、、、心憎い。話は業界の未来の展望と修行時代の昔話。楽しかった~お誘い感謝です
2024年6月12日 水曜日
ジストニアについて
近年、スポーツの分野で「イップス」という言葉が知られるようになりました。ゴルフのパッティング、野球のピッチング、テニスのサーブなど、これまで出来ていた無意識の反復動作が、身体がこわばったり、しびれたりして出来なくなる事を言います。これは「ジストニア」という神経疾患の一端です。代表的な症状は「首が傾く」「目が開けにくい」「字が書けない」です。神経伝達物質「ドーパミン」の過剰分泌で発症しますが、原因は解明されていません。筋肉の緊張を緩める「ボツリヌス注射」という治療法やドーパミンの作用を抑える薬が処方されるようです。タバコのニコチン中毒はドパミン中毒ともいえるので禁煙も勧められます。ジストニアは希少疾患といわれますが、頚椎症(肩こり)やドライアイなどの症例で一定数、ジストニアの患者がいる事も分かってきました。近年、非常に多くの方が悩まれている頚椎症、当院も治療にあたっていますが、「環境」「習慣」「動作」の改善、運動療法が基本となるでしょう
2024年6月9日 日曜日
顎関節症について
顎関節症、顎内障は整骨院の治療範囲の症例で、当院も数多くの臨床を経験しています。20代をピークに女性に多く発症します。以前は「かみ合わせ」の悪さが原因の全てと考えられていましたが、現在では、様々な要因による負担に顎関節や筋肉が耐えられなくなると発症すると考えられています。関節は動かさないと固くなり、痛みが出やすくなるので、開口ストレッチが推奨されます。動かすと良くないというイメージは払拭されています。口を上下に開く幅は自分の人差し指から薬指の指3本分です。クリック音や雑音が鳴りますが、急に開けたり、痛みが出なければ大丈夫です。当院では顎関節、関節円板、咬筋のマッサージケアに超音波治療も行っています。経過は良好です
2024年6月3日 月曜日
動脈硬化について
心臓の冠動脈が狭まり、血流が滞り、心筋に酸素や栄養を送れなくなるのが、狭心症です。それにより心筋の壊死が広がると「心筋梗塞」となります。原因の多くは動脈硬化です。コレステロールや中性脂肪が塊(プラーク)となり血管を塞ぎ、みぞおち周辺にキリキリと締め付けられるような圧迫感を感じる事が多いですが、関連痛(放散痛)として2~3割、肩や側頭部、歯に痛みを感じる事があります。多くは数分という短時間である事が多いですが、患者さんにとっては不安ですね。肩こりからの筋緊張性頭痛を抱える患者さんも当院は多いです。心配な方はお気軽にご相談ください。血液検査で、LDLコレステロール(悪玉)、HDLコレステロール(善玉)、中性脂肪の基準値が設けられています。食生活が大きく影響する中で、最近、オメガ3脂肪酸が含まれるアマニ油が良いという情報も。